パラリーガルの仕事内容
既に別ページ(パラリーガルとは?)で解説したとおり、現段階では一口にパラリーガルと言っても、それぞれの事務所や機関によって意味合いに隔たりがあり、厳密に定義する事が難しいのが現状です。
その為、当サイトでは狭義の意味合いと、広義の意味合いで、弁護士事務所に勤めるパラリーガルの仕事内容をそれぞれ別々に説明します。
尚、このページでは弁護士事務所に勤務するケースを取り上げますが、現在、弁護士事務所だけでなく、司法書士や行政書士、社労士などの法律系事務所に勤める人間を、広くパラリーガルと呼んでいる所も多くあります。
現在の日本の(狭義の)パラリーガルの主たる業務内容
契約書や内容証明などの書類作成
事案の詳細などを弁護士等から聞いたり、草案のメモなどを渡されたりして、それに基づいて体裁を整えて書類を作成する。
各種事件の判例や事例調査
事案の処理に寄与するであろう判例や過去の事例を調べ、まとめたりした上で弁護士に提出する。
事案処理の為の文献、書籍検索
上記同様、事案の解決に寄与するであろう文献などを検索し、書籍そのものや、内容により該当部分をまとめた物を弁護士に提出する。場合によっては書店に注文する。(大規模な事務所になると事務所内に図書館がある)
行政への手続きに関する書類作成や申請
許認可や申請手続きに関する書類を作成したり、提出したりする。
企業法務に関する調査や法律書類の作成
M&Aの際のデューディリジェンスなど、法的な会社調査や議事録作成などを行なう。
訴訟手続きに関する事案調査や書類作成
訴状や答弁書の作成、それらの書類を作成するにつき必要な当事者への事情聴取、事実調査などを行なう。
現在の日本の(広義の)パラリーガルの主たる業務内容
広義のパラリーガルは、上記の狭義の業務に加え、
担当弁護士のスケジュール管理
自分がサポートする弁護士のスケジュールを管理する業務を行なう。(比較的大手の事務所は、専任の弁護士秘書がこれらの業務を行なう)
各種応対
電話や来訪の応対や顧客への対応などのいわば接客業務を行なう。(比較的大手の事務所は、事務局の事務員がこれらの業務を行なう)
郵便物等のチェック
発送だけでなく、事務所に来る郵便物等を仕分けなどして、各弁護士に届ける業務を行なう。(比較的大手の事務所は、事務局の事務員がこれらの業務を行なう)
といった業務をこなす事が多いです。これは、比較的規模が小さい事務所などでその傾向が強く、リソース的な問題から、秘書的な業務をも1人で併せて行なう事に 特徴があります。
尚、現在のほとんどの法律事務所では、パラリーガルに広義のパラリーガル業務を行なわせています。





